- 円滑な仕事の秘訣は?
- 残業を減らす本当の方法!
- 転職or改善?
★✩★✩目次✩★✩★
パートナーシップナーシング

現在、私が働いている病院の看護方式はパートナーシップナーシングを導入しており通常の業務もパートナーとペアになり行動をします。
パートナーシップナーシングにはとても多くのメリットがあります。
ペアとなり仕事をすることで不安な事はもちろん小さなことでも相談、確認をしながら行えます。これにより新人でも安心して業務を行えるようになり、また業務中にその都度指導をしてもらうことが出来ます。
もちろんデメリットもあります。基本的にはパワーバランスがとても重要で新人看護師にはベテラン看護師がパートナーとなり手助けや指導をしてくれます。
そのため新人のうちはベテラン看護師とのペアが多く、先輩看護師に指導されているうちに恐怖心を持ってしまうケースがあるのも現実です。また苦手な人とのペアや仕事を任せっきりで手助けが少ない先輩とのペアになる事もあるのです。

残業を減らすには!?看護スキルより重要な事?
看護師として働くには経験や知識はも大切ですがそれ以上にチームワークがとても重要です。現在私が勤務している病棟は雰囲気がとても良く、会話もとても多い病棟だと思います。
実はいい雰囲気が病棟全体のミスや事故を減らすことに大きく貢献しているのです。
- 看護師のスキルアップや育成に大きくつながる
- 患者様との会話の共有によりコミュニケーションがスムーズ
- 不安なことわからないことを事前に聞ける
- スタッフ間で仕事の共有ができ互いにフォローしあえる
- 伝達ミスによる医療事故の抑止につながる
インフルエンザや風邪が流行るこの時期は急遽のお休みする看護師がいることもめずらしくありません。その際にもみんなで可能な限り勤務を変更して対応しています。

転職する?人間関係見直す?
看護師として働くには信頼関係やチームワークがとても大事です。しかし病棟によっては激務で日勤中に看護師間でちょっとした会話をする時間すらない日もあります。
その為、以前は看護師間での意思の共有や意見を交換する時間も取れず個人プレーが進み結果として各自不満も溜まってしまいました。
無礼講?飲み会って言いたいこと言える?
実際、言いたい事を言い合おうと開催された病棟の飲み会といっても仕事終わりで疲れた状態で来ている看護師や休みで来ている看護師など様々で、上司に気を使ってばかりという感じが見てとれました。
またお酒を全く飲まない看護師はもちろんお酒の席自体が苦手な看護師もいました。その為「毎月あったら嫌だし転職しようかな」や「こんなのいいから早く帰らせてくれよ」と言った声すらあがっていました。
もちろん誰も言いたい事や思っていることなどは言えず逆効果でした。

残業より早く帰れる!?食事会でチームワーク強化!
私の病棟では月に1度ある食事会を開催しています。その食事会のおかげで今のいい人間関係があると考えています。
食事会は毎回、同じ場所で病院から徒歩5分のところにあるお店。そのお店では17時から19時までのみアルコールが1杯100円というイベントを開催しています。
そのイベントの時間通り19時までに完全終了の飲み会を行なっています。
- 参加不参加は自由!誘うこともしない、開催日の告知のみ
- 参加のために誰かと交代などシフトを変更は禁止
- 休みでも参加OK、不参加でも理由は聞かない
- 18時までに仕事を終えてお店に到着する事
- 仕事が終わらなくても次の日に回すのもOK
- いつ何時好きなタイミングで帰宅OK
- 2次会禁止で解散が19時!時間厳守!!
この食事会を開催してからは今まで一度も参加したことがなかった小さいお子さんがいるまママ看護師さんや寮や近くに住んでいる看護師さん達も休みや、夜勤明けでも大勢参加してくれています。
残業大幅削減のきっかけ

残業が大幅に減ったきっかけは、食事会を始めてからです。食事会の日は仕事のスタートから看護師全員が協力して仕事を始めます。仕事はパートナーシップナーシングなので、パートナーで行います。
朝のケアから点滴、検温、退院や転院の対応、また患者様のケアからシーツ交換という環境の調整までペアが協力し仕事を補い、定時で上がれるよう全力を尽くします。
全員で食事会に行くために一致団結し定時で仕事を終えようとする力は計り知れないもので、今では食事会がない普段の日ですら協力し合える病棟になってきました。
多くの従事者の悩みでもある残業時間!
残業時間は病院や科によっても大きく変わります。
もちろん残業時間が多く大変な場合は転職をするのも重要な方法だと思いますが、まずは出来る事をして改善を試みましょう。
Yume’sまとめ
看護師の転職理由の上位に『残業時間、勤務時間の長さ』があります。
仕事をする上で残業が発生してしまう事は仕方ありません。しかし残業がほとんどない病院や勤務先があるのも現状です。
今所属している科では働き方の意識改革により残業もなくなり転職をせずに頑張ることができています。しかし全ての勤務先でうまくいくとは限りません。
もし残業時間に悩んでいるなら転職も視野に入れて行動してみるのもいいかもしれません。
